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第15回まつエク雑学講座

皆さんこんにちは!
ビューティーサロン ラビ、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~危険~

ということで、セルフまつエクの危険性を洗い出し、安全なセルフケアの方法に触れます。

 

自宅でセルフまつエクをする人が増えていますが、専門知識や技術を伴わないセルフ施術にはさまざまなリスクが潜んでいます。まつエクサロン業界では、「美しさの追求」と同時に「安全・衛生の確保」が非常に重要です。


1. 接着剤によるトラブル — 成分と刺激の問題

  • 市販品には、「医療用」ではない敏感肌に負担をかけやすい成分が含まれることがあります。

  • 接着剤の量や持続時間は専門家でも見極めが難しいため、接着過剰による目の違和感や炎症が起こりやすいです。

注意点:まつげに接触した瞬間の違和感は、眼瞼炎や結膜炎のサインかもしれません。


2. 衛生対策の甘さ — 感染症リスク

  • 自己使用の器具は使い回しや消毒不備による雑菌繁殖が懸念されます。

  • 使用したピンセットやグルー容器を不衛生な場所に置いてしまうことで、施術時に皮膚や粘膜に菌が触れる可能性があります。

注意点:まぶたや目に付着した細菌が原因で、眼まわりに湿疹や炎症を引き起こすケースもあります。


3. まつげダメージ — 過度な負荷が抜け毛を招く

  • 偏った毛量での装着や重すぎるエクステは、まつげの根元にストレスを与え、抜け毛や薄さの原因に。

  • まつ毛の生え変わりサイクルに配慮せず付け足しを続けると、自まつげが抜けやすくなる可能性もあります。

注意点:「いつもより少し重い・違和感がある」と感じたら付け直しを検討しましょう。


4. トラブル対処の難しさ — 専門家不在のリスク

  • セルフ施術で起きたトラブルを、素人が判断し対処するのは容易ではありません。

  • 炎症やかゆみ、違和感の原因をつきとめ、適切にケアするにはまつエクの専門知識が不可欠です。

注意点:市販の洗浄液を使って悪化するケースも報告されており、早めの専門医・サロン相談が推奨されます。


5. 安全なセルフまつエクに必要な条件

セルフでまつエクを行う場合、以下のポイントは必ず守りましょう。

項目 内容
専門接着剤の使用 医療用グルーや敏感肌向け製品を選ぶ
完全な清掃体制 使用器具の消毒・交換、作業前後に必ず手洗い
まつげ負担を最小限に 軽めの毛で量を控え、定期的にオフする
異常時は即対処 赤み・かゆみ・痛みを感じたら速やかに専門家へ

セルフケアも“安全優先”が前提

セルフでのまつエクは、確かにコストも時間も節約できますが、正しい知識と慎重な衛生管理が伴わないと危険です。美しさが先行して体調を崩すようなことがあっては、元も子もありません。

まつエクは、「美しさ」と「安心」を両立してこそ価値があるものです。セルフケアにも、安全と信頼のあるサロンでのアドバイスと検査を取り入れることが、継続的な美しさへの近道となります。

 

 

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